マツダ アクセラスポーツ マツダスピード

弾けるトルク　乗りこなす快感

日産のニスモやトヨタのGRなどメーカー直系のスポーツモデルは多く存在するが、且つてマツダにもややマイナーな存在であるが「マツダスピード」と呼ばれるスポーツモデルが存在した。ラインアップされた車種としてはアテンザやファミリア、グレードとしてはRX-8等が挙げられる。その中でも現在最後のマツダスピードモデルと言えるのが今回ラインアップした２世代目となるマツダスピードアクセラである。
搭載されるエンジンは初代からキャリーオーバーながら2300cc直噴ターボという贅沢でパフォーマンスに特化したエンジン。そのポテンシャルはMAXで264馬力、38.7kgmというFF車としては最高レベルの性能を誇る。ミッションも6速MTのみ設定というスパルタンな1台だ。大型エアインテークを備えたボンネットに各種専用のエアロパーツで武装、内装も赤の意匠を加える事でゴルフGTiなど欧州のホットハッチの様な迫力あるエクステリアデザインを実現している。
その走りは刺激的で、3000cc回転当たりからの猛烈なトルク感にはハンドルをとられてしまうこともしばしばだ、乗りこなすには慣れや技術が必要だがアンダーステアを楽しみつつ乗りこなせてしませば、これほど面白い車はないだろう。ネームバリューに劣る事から販売価格も安く、またハッチバックのため実用性もバッチリだ。

◇後期◇ＭＺＲ２．３ＤＩＳＩＴＵＲＢＯ◇ベロシティレッドマイカ◇ｏｄｕｌａチューンナップＣＰＵ◇ＨＫＳメタルキャタライザー・リーガマックスＰＲＥＭＩＵＭ◇純正１８ｉｎＡＷ◇ＢＯＳＥサウンドシステム