トヨタ アルテッツァRS200 クオリタート

モデリスタのアイデアを詰め込んだ　「QUALITAT」

アルテッツァは開発発足当時にFRスポーツセダンとして始まったものの、欧州車のDセグメントに対抗するため他の開発中だった車と統合し、途中からスポーツ＋プレミアムセダンとしての役割を担ったため、軽量さよりも高剛性差を重視した衝突安全ボディとなった事が特徴的だ。
RSグレードの最高出力は210psと十二分に高性能であったが、前述した重量増などが響きあまりセールスが芳しくなく平成17年に生産を終了している。今回当店に入庫した「クオリタート」はモデリスタが手がけたコンプリートカーであり、各グレードのZエディションがベースとなっている。赤の意匠が強く反映されたインテリアや専用シート、色味の異なる特徴的なクロノグラフメーターなど一目で違いのわかる仕上がりとなっている。
数多くのクオリタート専用オプションも存在し、後にはREDEDITIONなど更なる特別仕様車も登場している。当時はメーカーや直系ブランドによるコンプリートカーは少なかった事もあり現在のGRスポーツやGzなどの礎となった記念碑的モデルでもある。

◇モデリスタ架装車両◇専用フロントグリル・フロントエアロバンパー・リアエアロバンパー・リアスポイラー・カラードＡＷ・専用インテリアカラー・フジツボスポーツマフラー・ＣＩＢＩＥ製フォグライト