ホンダ S2000タイプS

タイプS 最高のS2000

S2000は本田技研工業創業50周年記念として1998年に発表され、1999年4月にS800以来となる約29年ぶりに発売されたFRレイアウトのスポーツカーである。
エンジンルームに縦置きされた直列4気筒DOHC VTEC NA2.0L「F20C」エンジンは250PSを発生し、許容回転数は9000rpmとNA2.0Lクラスにおいて驚異的なパワーが生産終了後も高い評価を受けている。またオープンモデルでありながら特殊なハイXボーンフレーム構造というストラクチャーを採用し高いボディ剛性を誇る。そのフォーミュラ的な乗り味は今も多くのユーザーを虜にしている。
H17年11月にはAP2型へとマイナーチェンジし、排気量は2200ccへとボアアップ、最高出力は8PSダウンとなったものの課題であった中低速域のトルクが向上し、扱いやすい操作性を手に入れた。搭載ミッションもローレシオ化され内外装もリファインされている。H19年10月には最後のマイナーチェンジが実施され、今回入庫の「タイプS」が設定された。タイプSでは主な変更点として専用の足回りが設定され、空力を重視した大型のエアロパーツを装備している。正にメーカー直系ならではといえるS2000のプレミアム仕様だ。

◇グランプリホワイト◇Ｆ２２Ｃ型ＶＴＥＣ◇ＤＢＷ◇ＶＳＡ◇車両オリジナル◇アルミボンネット◇グレード専用フロントスポイラー・リアウイング・ストレーキ◇専用ファブリックシート◇ＳＡＮＹＯポータブルナビ