マツダ RX-8マツダスピードバージョンⅡ

詳細はアンノウン　マツダスピードバージョンⅡ

約9年に渡り販売されていた有史最後のロータリーエンジン搭載車であるマツダRX-8。モデルライフの中では数多くの特別仕様車が設定され、ユーザーの選択の幅を広げていた。その中でも最後の特別仕様車であるスピリットRと並んで有名なのが、前期モデルに設定されたマツダスピードバージョンである。
MSバージョンは「タイプS」をベース車として専用の吸排気系へと変更し、パワー・コントロール・モジュールの採用や、軽量フライホイールの装着などのエンジンチューニングに加え、よりスポーツティーな走りを実現するサスペンションチューンや迫力のあるマツダスピード製エアロパーツをインストールしている。
今回入庫のマツダスピードバージョンⅡは先述したMSバージョンのエボリューションモデルだ。MS1の限定300台に対してMS2は180台とより市場ではレアな存在となっている。MS1との違いはパワー・コントロール・モジュールをはじめとしたMS1に装着されてたパーツ類の更なる最適化が実施されている。興味深いのはメーカーから一部詳細スペックが明かされていない点だ。ベースとなるタイプSでは最大出力250PS/最大トルク22.0kg・mを発揮するが、この値を上回るポテンシャルを発揮する事は間違いないだろう。
実際のドライブインプレッションではベースグレードと比べて明らかにエンジンの吹け上がりが良く、ロータリーらしさがより引き立つ味付けとなっている。一度ドライブすれば病み付きとなること間違い無しだ、流石はメーカー自ら手がけたコンプリートカーである。

◇１８０台限定グレード◇ストラトブルーＭ◇Ｍ’ｓエアロ・タワーバー・フロアバー・スタビライザー・アーシングキット・パフォーマンスサスペンションキット・スポーツマフラー◇ＲＡＺＯシフトノブ