マツダ ロードスターRS

ハードトップ装着　低走行NCロードスター

30年以上の長きに渡り愛される、マツダ ロードスターシリーズ。「人馬一体」のコンセプトは現行型となるND型まで継承されており、その走りのポテンシャルは一級品だ。ロードスターとして3代目となるNC型は、プラットフォームの見直しに伴う3ナンバー化されたボディや、L型エンジン搭載により排気量も日本仕様では全モデルで2000ccへとボアアップされている。
車重はNB型の約20kg＋となる1100kg程度に抑えられ、量販グレードのロードスターの中ではパワーウエイトレシオなど走りに関するポテンシャルは最も高いと言えるだろう。発売から1年後のH18年にはリトラクタブルハードトップを持つグレードも追加され、10年弱の長きに渡り販売されていたモデルである。
今回入庫の1台は、量販グレードの中では走りを意識したモデルとなるソフトトップ仕様のRSグレードだ。ベースグレードに対して17インチAWやブラックファブリックシートが装着され、HIDヘッドライトやフルオートエアコンも純正装着となりミッションも6速化されている。更にこの車両にはハードトップが取り付けされており、純正でRHT仕様があるNC型としては珍しい装備と言えるだろう。
走行距離は23000kmとかなりの低走行車両だ、ハードトップ以外はフルオリジナル仕様でここからのカスタムベースとしても魅力的な車両だろう。これからの季節にもぴったりな1台だ。

◇ＮＣＥＣ◇前期◇ウィニングブルーメタリック◇ハードトップ◇フルオリジナル◇ＢＩＬＳＴＥＩＮダンパー◇タワーバー・フロア補強メンバー◇純正１７インチＡＷ◇ＢＯＳＥ◇ストラーダＨＤＤオンボードナビ