マツダ RX-7GT-R

GTに舞い戻った　白い彗星

1985年にフルモデルチェンジを果たし、2代目RX-7となるFC3Sが発売された。当時、これまでにないスポーティーなボディデザインがユーザーの心を掴み、今も尚不滅の人気を誇るスポーツカーだ。頭文字Dのメインキャラである「赤城の白い彗星」こと高橋涼介の愛車としてもおなじみだろう。
そのメカニズムは贅沢なもので、専用のプラットフォームが採用され、リアサスペンションもインディペンデント・サスペンションのマルチリンク式へと変更された。すらりとしたボディは当時はポルシェ944に似ていると話題になった。ボディサイズは現代の5ナンバーサイズに抑えられ、ボンネットに空いたエアインテークも特徴的だ。13Bエンジンにはツインスクロールターボを搭載し、マイナーチェンジに伴い最高出力も185psから205ps、最終的には215psまで向上している。
今回当店入庫の個体は後期のGT-Rグレード。走行距離は6万km台と令和の世では稀少な低走行のFCだ。数年前に当店で販売履歴のある車両のため、前オーナーの使用状況なども詳細にお伝えが可能である、数年振りにGT-Garageに舞い戻ったこのFC・・・次のオーナーにも楽しんでいただきたいものである。

◇FC3S◇後期◇WORK EMOTION CR-kai17AW◇GPSPORTS G-MASTER車高調◇D1SPECステアリング◇水温計◇5ZIGENマフラー◇リトラクタブルヘッドライト◇RE雨宮タワーバー◇RECARO　SR３セミバケットシート◇黒→白