日産 スカイライン25GTターボ

アクティブレッドとド派手なエアロで追従許さぬ存在感を

先代のR33系での反省からホイールベースを短縮し、ボディ剛性を徹底的に向上させた結果、ベンツ・BMWにも匹敵する剛性を実現。その分車両重量は増加したが、最高グレードの25GTターボでは可変バルブタイミング付きのRB25DET(NEO6ストレート)を採用しカタログスペック280PSに到達。しかし、当時はエボやインプがすでに同程度の出力達成する中で筑波サーキット等での比較テストで後塵を拝することも多く、絶対パフォーマンス重視のスポーツユーザーとR32系で得た若年層のファンからの支持を得ることができなかった。
ただ発売から20年経った今では、ドリフトなどでのユースが注目されエボ・インプとは違う土俵での支持率アップと、GT-R風にできるエアロキットの登場などの影響で若年層のファンは増えた。
スカイラインでは比較的派手めなエアロパーツの流通が多く、トヨタJZX系や日産C系などに見られる俗に言う袴エアロなるものを見かけることもある。主にURASから出るエアロはその気が強く、重量感のある車体が地面ギリギリを這いずるように走る様は猪突猛進。アフターパーツメーカーや海外メーカーと選択の幅が広いため、ユーザーは個々の好みに合わせてパーツを組み合わせることで鉄板からオリジナリティ溢れる車体を構成することができるのも人気の要因だ。
ド派手なスカイラインを求めるなら、とことん個性的な一台を選んでほしい。

◇ＥＲ３４前期クーペ◇アクティブレッド◇ユーラスＤ１スペック２バンパー・ボンネットリップ◇ＢＯＭＥＸサイドスカート・リアバンパー◇ＡＶＳモデル５◇ＨＫＳハイパーマックスＩＩＩ・パワーフロー・前置Ｉ／Ｃ◇ＢＬＩＴＺマフラー◇Ａ’ＰＥＸｉレブスピードメーター・エアフロコンバーター◇ＲｏｃｋＦｏｒｄオーディオキャパシター◇ＩＭＡＧＥＤＹＮＡＭＩＣＳパワーアンプ◇ＡＬＰＩＮＥヘッドユニット・リアモニター