ホンダ アコードユーロR

硬派で鮮やか　元祖ユーロR

今現在もホンダを代表するセダンとして発売されているアコードだが、且つてはユーロRというMT設定のみのスポーツグレードが存在した。
CL1型のマイナーチェンジより登場したこのグレードには、プレリュードタイプSに使用されているH22A型VTECのパワーアップバージョンを搭載し最高出力220PSをマークする。そのポテンシャルはユーロRの由来となった、欧州版アコードに設定されていたタイプR仕様を上回るものだ。
ユーロRではシビック等に設定されたタイプRとは趣向の異なる味付けがなされており、タイプRはサーキットユースも想定したソリッドな仕様だが、ユーロRでは走行性能と快適さの両立を目指した開発がされている。それでも専用のエアロパーツやレカロシートなどノーマル仕様のアコードとは一線を画す装備が設定されている。2200ccのエンジンはトルクが厚めで高回転仕様のパワーユニットではあるが、低回転時のトルク不足を感じない扱い易い仕様となっている。尚、姉妹車であるトルネオユーロRも基本的に同じメカニズムを持っている。
今回当店に入荷したCL1はインディゴブルーパールのボディカラーが印象的な1台。純正オリジナルである点も見逃せないポイントだ。初代ユーロRは現存数も減って来ており今後の価格高騰は避けられないだろう。今こそ買い時といえる1台だ。

◇ＣＬ１◇インディゴブルーパール◇Ｈ２２Ａ型Ｖ－ＴＥＣ◇純正オリジナル◇ＲＥＣＡＲＯバケットシート◇ＭＯＭＯステアリング◇純正リアウィング◇純正１６ｉｎＡＷ◇ＥＴＣ