マツダ RX-7タイプRS

最終型フルノーマル　 真のポテンシャルがここに

昨年末に発売から30周年となったFD3S型RX-7。年々その価値は世界中で上昇する一方だ。そんなFD3S型の中でも最終型となる6型はそのメカニズムの完成度から高い人気を誇っている。5型での大幅なマイナーチェンジに加えて、エンジンこそキャリーオーバーのスペックだが、ABSの制御が8ビットから16ビットへと強化され、サスペンションセッティングをややマイルド方向へと見直し、EBDと呼ばれる（電子制御制動力分配システム）を追加。インテリアではメーター盤がホワイト化されインパネのブラックとのコントラストが印象的なコクピットとなった。ABSやEBDなどは他の型へと移植ができず、様々な場面での扱いやすさやブレーキングスタビリティの高さは6型最大のセールスポイントとなっている。
今回入庫の車両はタイプRSの走行52000kmと低走行の部類に入るだろう。サンライトシルバーは当店の印象ではあまり見かけることのないボディカラーだ。更に希少なノーマル仕様であり、新車価格を超えるプライスがつくが、状態の良いFDをお求めの方には一考すべき1台と言えるだろう。

◇６型◇タイプＲＳ◇サンライトシルバーＭ◇１３Ｂ－ＲＥＷ型シーケンシャルツインターボ◇１６ｂｉｔＡＢＳ採用◇ＢＬＩＳＴＥＩＮショックアブソーバー◇グレード標準１７ｉｎＡＷ◇ＥＢＤ採用モデル