三菱 ランサーGSRエボリューションⅩ

確かな進化とクオリティ エボⅩ最終型

ランサーエボリューションⅩの発売は平成19年11月まで遡る。名機4G63エンジンを更にブラッシュアップさせたオールアルミブロックの4B11エンジンを搭載、新設定されたツインクラッチSSTの採用と共に大きな話題となった。エボⅩはWRCへの参戦こそないものの、モデルライフ中多くのマイナーチェンジが施され、日々熟成を重ねていった。
今回当店に入庫したのは最後のマイナーチェンジ実施後のH26年式のMTモデルだ。初回マイナーチェンジでのエンジン出力の向上を始め、プレミアム性を高めるインテリアパーツのモディファイやエアロパーツの性能向上など常に進化を重ねてきたが、最後のマイナーチェンジではコンビネーションミラーの採用やグレード体系・ボディカラーの見直しなど変更は一部にとどまる。しかしながら後に設定されたファイナルエディションはこのモデルをベースとしており、その完成度はお墨付きだ。
入庫の車両はカタログカラーのレッドメタリックが鮮やかな5MTモデル。純正然としたルックスながらHKSのマフラーが程よく主張し、インテリアもオプションのロックフォードオーディオシステムやレカロシートをインストールし快適性も向上している。機関系も極めて良好な状態だ。新車時の車両本体価格以下で購入できるのは今がラストチャンスだろう、今後のプレミアも期待できる良質な1台だ。

◇ＣＺ４Ａ◇最終ＭＣモデル◇レッドメタリック◇４Ｂ１１アルミブロックエンジン◇ＲｏｃｋＦｏｒｄオーディオシステム◇レカロＳＲ１１◇ｂｒｅｍｂｏ◇ＨＫＳ　Ｈｉ－ｐｏｗｅｒスペックＬ◇メーカーナビ◇ＥＴＣ