マツダ RX-8タイプS

前期末期モデルのタイプS

RX-8といえば、2002年に惜しまれつつ生産が終了したRX-7と同じ13Bエンジンを搭載したスポーツカーとして新たに注目を浴びた車両。大きな違いはターボチャージャーではなく自然吸気型というところだ。
出力的には確かに落ちたが、従来の排気ポート方式をペリからサイドに変更したことで燃費と低速トルクの向上がされた。吸気ポートはタイプSで4ポートから6ポートに変わりレブを9000rpmとかなりの高回転型へと進化したことで250PSを発生できる。だが、排気ポートをサイドにしたことでカーボンが蓄積し最悪ブローという現象が報告されており色々対策をしたようだが根本的な解決はできなかったようだ。
前期モデルは運転席足元が触媒からの熱で過熱するというちょっとした問題があり、末期モデルでは遮熱材を追加し過熱を防いでいる。正直気休め程度で熱いことは熱い。我慢できないものでは無いため、RX-8ユーザーになる方にはそれも含めてRX-8という車を楽しんでもらいたいと思う。

◇ＳＥ３Ｐ◇自然吸気型１３Ｂ－ＭＳＰ型ＲＥＮＥＳＩＳ◇タイプＳ◇ウイニングブルーメタリック◇純正オリジナル◇遮熱材追加モデル◇ＢＯＳＥサウンド◇ＥＴＣ