三菱 ランサーGSRエボリューションⅢ

悲願のWRCチャンピオン 栄光のエボⅢ

歴代ランサーエボリューションシリーズの中でも屈指の人気を誇るモデルが今回当店へ2年ぶりの登場となったランエボⅢである。
エボⅢは1995年1月に発売がスタート、それまでのエボ1/2と同様のプラットフォームを持ちながらもエボリューションの名に相応しい大幅なパフォーマンスを果たしたモデルとなっている。エンジンスペックは最大出力270PS/最大トルク31.5kgmとエボⅡ比で10PSアップに留まるが、タービン等の見直しでより高回転型の出力特性となっている。最大のトピックスは空力性能の大幅なパワーアップでそれまでの比較的大人しいエクステリアデザインから、フロントバンパーはフレッシュエアを取り込む開口部を大きく拡大し、ラジエーターやインタークーラーへの流入風を増大させ、吸気エアの温度低下や冷却系への負担を減少させた。サイドエアダムやリアスポイラーなども大型化した事でWRCのホモロゲーションモデルとしての役割を果たし、エボⅢベースのランサーは1996年、実際にWRCでのワールドチャンピオン獲得を果たしたのである。
こういった背景や頭文字Dでの活躍など、未だに一部カルト的な人気を誇るモデルとなった。今回の車両は商品化にあたり同色オールペンを実施し外装をリフレッシュ、吸排気系もオリジナルで新車当時の面影を残す魅力的な1台となっている。

◇クィーンズシルバー同色全塗装◇吸排気オリジナル◇レカロＳＲタイプ◇ＯＺ１５ｉｎＡＷ◇アペックスＡＶＣ－Ｒ・ＡＦＣ・ブースト計◇カヤバＮｅｗＳＲｓｐｅｃｉａｌ◇ＭＯＭＯチューナー