マツダ RX-8スピリットR

13Bエンジン搭載　最後のモデル

名車RX-7の後継モデルとして21世紀に誕生したRX-8。RX-7とは異なるコンセプトで発売されたもの、結果的には10年あまりの長きに渡り生産され、現状最後のREエンジン搭載車として中古車マーケットでは高い人気を誇っている。新世代13Bエンジン「RENESIS」の搭載や観音開きドアの採用による実用性の向上など、ファミリーユースも可能な車両特性は他に類を見ないコンセプトだ。
今回入庫の「スピリットR」は生産終了間際に設定された2000台限定の特別仕様車。機関系のアップデートこそ無いものの、専用のレカロシートが特徴的なインテリアへの特別感溢れる専用デザインパーツに、エクステリアでは専用オーナメントやMTモデルではブロンズ塗装のAWなど一目でその違いがわかる仕上がりとなっている。熟成の進んだRENESISエンジンを味わうには最高のグレードといえるだろう。
純正状態の車両が多いスピリットRだが、今回入庫の車両は全ての回転域でパワーアップを実現するROMチューン、パフォーマンスと冷却性能向上を果たすスーパークリーナーKITを装着している。あえてスピリットRのAT仕様に設定された18インチAWをチョイスしており、前オーナーの拘りを感じられるコンディションだ。

◇アルミニウムメタリック◇ナイトスポーツハイパースポーツＲＯＭ４ＢＥＡＴ－ＳＥ◇Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎスーパークリーナーｋｉｔ◇ＲＥＣＡＲＯ専用カラードシート◇エアロパーツ◇ＡＴモデル１８ｉｎＡＷ