ホンダ シビックタイプR

Born to the Cirkit

シビックタイプRの3代目モデルとなる初のセダンタイプとして2007年に登場したFD2型。DB8型インテグラタイプRが生産終了してから約6年ぶりの4ドアタイプRである。2代目となるDC5やCL7と同じK20A型エンジンではあるが、数々の最適化が施された事により5PSアップさせ225馬力に引き上げられており、ボディ剛性をDC5から約50%向上させている。
更にそのままサーキットユース可能な完成度を目指した事によりサスペンションは確実に地面を捉えるためかなりハードなセッティングとなっている、後期型ではややマイルドではあるものの車高調と勘違いするほどのダイレクトな感触になっている。その他トルク感応式LSDとBremboキャリパーを採用。ホンダの走りへのこだわりが細部に感じることができる。
今回入庫のモデルは何と走行21000km、後期モデルのプレミアムなコンディションの１台である。サーキットユースを想定した各種パーツがインストールされ車両のポテンシャルを存分に引き出せる仕上がりだ。高回転型NAエンジンならではのビックスロットルやエキマニなど吹け上がりを重視したカスタムが施されている。
乗りこなすには技量が必要だが、一度サーキットで手懐けてしませばこれほど頼もしい相棒はいないだろう。まずは走りを愉しみたいそんなユーザーにオススメできる１台だ。

◇後期◇ＴＯＤＡレーシングビックスロットル・オイルパン◇ＡＴＳ１．５ＷａｙメタルＬＳＤ・シングルカーボンクラッチ◇マキシムワークスエキマニ◇ＺＥＡＬファンクションＸプラス◇ＤｅｆｉＡＤＶＡＮＣＥ　ＺＤ