トヨタ スープラSZ-R

JDM界隈の一番人気　80スープラ

1993年に登場した国内2代目となるA80型スープラ。特徴は先代のA70型から一転、丸みを帯びてよりスポーツカーらしさが増したフォルムとZ30系ソアラに採用された前後ダブルウィッシュボーン。そしてエンジンは直6の2JZ系の変更された。NAとターボが用意され、2JZ-GE自然吸気225PSと2JZ-GTEシーケンシャル式ツインターボ280PSを発生させる。
A80スープラは1993年から販売が終了する2002年までで、2度マイナーチェンジをしており、前期中期後期に分類される。今回入荷の車両は前期のSZ-R。ビルシュタイン製ショックや横Gセンサー付ABS、トルセンLSDなどを備えたスポーツ志向のグレードだ。中期以降では6速化されたグレードだが、前期型では5MTを引き続き採用していた。当時としては大柄ボディの3,000ccFR車ということでり運転時の難易度は高め。ただ、NAグレードではマイルド寄りの加速感なのであまり気負わなくても運転が可能であり、乗り味はアメ車に近いものを感じる。
1996年以降の車たちはアメリカの25年輸入規制ルールが適応されるので国内からの輸出が盛んになってしまう。1995年式のこのスープラも完全に対象であり、前期NAモデルありながら恐ろしい価格帯へと突入してきてしまった。ぜひ、製造から25年前後のスポーツカーを検討している方には早めの決断をしていただきたい。

◇前期ＳＺ－Ｒ◇２０２ブラック◇純正リアスポイラー◇ＴＥＩＮ車高調◇柿本ハイパーフルメガ◇ウェッズＳＡ－１０Ｒ１７ｉｎＡＷ◇Ｄｅｆｉ負圧・油温計◇ｐｅｒｓｏｎａｌステアリング◇ＥＴＣ◇タイベル交換済