三菱 FTOGPX

「この運動神経は、ただ者じゃない」

三菱FTOは名車「ギャランクーペFTO」の名を継ぐスペシャリティクーペとして1994年にデビューした。尚、基本設計はミラージュをベースに基本コンポーネントは共通の物を使用している。国内マーケットでは先行して発売されていたGTOの弟分として認識されていた。
登場時のキャッチコピーは「この運動神経は、ただ者じゃない」というもので実際にそのハンドリング性能は当時のFF車としては評価が高かった、尚、発売年の日本カーオブザイヤーも受賞している。
搭載するエンジンも直4の1800ccエンジンからV6の2000ccまでそのラインアップは多岐に渡る。トップグレードに搭載された6A12エンジンはMIVEC機構を備え、最高出力は200PS・最大トルク20.4kgf·mと一線級の性能を発揮する。重いV6エンジンを搭載するものの、車重はMT車で1200kg以下と現行の86よりも軽い数値をマークする。スポーツカーとしてよりもスペシャリティカーとしての性格が強くAT車の販売比率が高いため、MTの車両は年々稀少度が増している。実際に当店でもMTのFTOは初めての登場となった。
この車両はMIVECエンジンを搭載するGPXグレードにサンルーフがついており、珍しい社外パーツによってエクステリアがよりレーシーな仕上がりとなっている。まだまだ艶やかなパッションレッドのボディは存在感二重丸だ。あまり普段見かける事が少ない車種なため、その所有欲は満たされるだろう。一味違ったスポーツカーに乗りたいそんなあなたに推薦できる1台だ。

◇前期ＧＰＸ◇サンルーフ◇旧ＨＫＳ関西フロントバンパー◇コアスポーツリアウィング◇Ａ’ＰＥＸｉボンバーＩＩＩ・エアクリ◇ＴＥＩＮ車高調◇ＭｏｄｅｘＲＳ－０５◇ＣＵＳＣＯタワーバー◇タイベル交換済